勝負日の絞り込みが一番
常に総額を下げることを考える
浮気調査の費用の費目が探偵社によって違うのはすでに説明しました。
費用は節約せねばなりませんが、細部にとらわれてそれをやろうとすると失敗します。
実費後日清算のシステムをとっている探偵社の場合、初期費用の安さで選ぶと後日清算が想定外に大きくて後悔する場合も出てきます。
常に合計いくらか¿に注意を払い、それを下げる方法を考えましょう。
スペックダウンも高くつくことがある
探偵や車両の数を減らして節約しようとするのも、かえって高くつく場合があります。
もちろん悪質な探偵社が不必要に多い探偵や車両を投入して儲けようとしている場合もあるでしょう。
しかし、そこはどうしてそれだけの数が必要なのか徹底的に質問していけば判断できるでしょう。
一度、調査失敗しているターゲットのやり直し調査などは、相手の警戒度が上がっているため、少人数でやると失敗しやすいのです。
多数の探偵・車を使って、誰が調べているのかわからないようにしてやらないとなかなかうまくいきません。
また、一方通行の入り組んだ細い道がたくさんあって、交通量が多くて、渋滞も多いといった場所での車両尾行は尾行チームに余裕が必要です。
車両は多めに、機動性のあるバイクなども加えておかないと失尾しやすいです。
新幹線や飛行機を乗り継ぐような人、車で全国を移動するような人を探偵2人のチームで尾行するのは不可能です。
こうした状況で無理にスペックダウンを要求すると、いい写真が撮れなかったり、結果を出すのが長引いたりして、かえって高くつきます。
調査期間短縮が一番の節約
では、何が一番の節約方法かというと、浮気する日(勝負日)をよく見極めて短期間で結果を出すことです。
極端な例として、車両4台を投入した完璧な体制の車両尾行をやったとしても、半日で証拠がつかめれば費用は大したことありません。
勝負日は相手の行動を冷静に観察し続けると何となくわかってくるものです。
ただ、勝負日を正確に知ろうとしすぎて、私物やパソコン、スマホなどを調べていることがバレると、相手の警戒度が上がってしまいます。
そうなると調査は難航して、かえって費用が増えてしまいます。
そういうことはせず、相手の行動観察から読み取りましょう。
例えば、いつもはなかなかお風呂に入ろうとしないのに、ゴルフの日だけは帰宅してすぐに風呂に入りたがるとか。
これは女の臭いを消そうとする行動で、典型的な浮気の兆候です。
ならば、夫がゴルフに行く日に絞って調査をかけてみたら、高確率で成功が狙えるはずです。
勝負日に対応できる探偵社を選ぶこと
さて、依頼人が勝負日を絞り込めても、今度は探偵社が対応できないと場合があります。
小規模な探偵社では、複数の依頼人の勝負日が重なり、人手不足で調査が実行できない事態がよく起こるのです。
希望の勝負日に柔軟に対応できる探偵社を選ぶことも節約の鍵だということがわかります。
例えば、原一探偵事務所に取材した時は、勝負日を断ったことは記憶の範囲ではないと言っていました。
依頼の翌日とか当日に調査を実行したことも何度もあるそうです。
いつでも絶対とまでは約束できないが、勝負日の希望にはたいてい沿えると言っていました。