【車両尾行|プロに学ぶ浮気調査の技術】

車両尾行では並ぶ者のないハライチ

車両尾行訓練

【車両尾行訓練】

徒歩尾行も難しいが、車両尾行は素人が真似できるものではない。
その事を痛感させられた、原一探偵事務所による公開尾行訓練の同行体験。

 

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ここでは車両尾行、すなわち自動車を使った尾行の技術についてまとめています。

 

ベースになっているのは原一探偵事務所による公開尾行訓練に参加した体験です。

 

その訓練がどんな内容だったのかを先に読んでいただいてからの方が理解しやすいと思います。

 

まだの人はコチラからどうぞ。

車両尾行もチーム尾行が原則

徒歩尾行は二人以上のチームで行わないと失敗する確率が高いことはすでに説明しました。

 

車両尾行も同様です。

 

というか、自動車は人間のように身を隠せないので、徒歩尾行以上に発覚しやすいです。

 

後続車の車内の様子はルームミラーでよくわかるので、真後ろにつけたりしたらすぐにバレます。

 

普段でも同じ車が真後ろをついてきたら、10分で変だなと思うはず。

 

浮気中で警戒している時ならなおさらです。

 

自分の車を見ながらスマホで通話していたり、助手席の人間と相談していたりする様子がバックミラーで見えれば、即座に尾行だと判断されてしまいます。

 

真後ろにつけずに、一般車両を1台以上(できれば2〜3台)はさむこと。

 

つまり、通行中の関係ない車をカモフラージュに使うのが第一のテクニックです。

 

やむをえず間に一般車両がなくなってしまった時は、車間距離を十分取り、車内で怪しまれる行動をしないことが大事です。

 

しかし、これも相手が信号待ちをしている間にみるみる距離が縮まったりするので、口で言うほど簡単なことではありません。

 

その一方で、自動車は信号・一般車両・道路工事などに進行を阻まれやすく、間にはさむ一般車両が多いほど失尾(見失う)のリスクが増加します。

 

このジレンマを解決する方法が徒歩尾行の場合と同様に、チーム尾行なのです。

 

思わず真後ろについてしまうリスク

車両尾行訓練スタート

【車両尾行訓練スタート】

車に乗り来み、追われる側の車両尾行からスタート!
運転するW探偵(右端)、取材者の私(中央)、傘をさしかけてくれているのは、これから我々を尾行する新人探偵。
左端の女性は広告代理店関係。

 

原一探偵事務所の公開尾行訓練は、私の車が尾行される立場で始まりました。

 

運転するのはベテラン探偵のW氏。

 

私は助手席に座り、無線の会話を聞いています。

 

訓練なので尾行する側のやり取りも全部聞こえるようにしてくれているので、今何が起きているのかよくわかります。

 

尾行車の新人探偵がチーム尾行のパートナーである教官の車に無線報告します。

 

「あいだ2で××方面に進行中。」

 

「信号通過。緩いカーブで左車線工事中、その先、赤。」

 

「あいだ2」というのはターゲットと尾行車両の間に一般車両を2台はさんでいるという意味。

 

道路状況、信号の状況なども早め早めに報告していきます。

 

教官の車は状況に応じて別のポジションで走行して尾行車をサポートしています。

 

今、間の一般車両がはけてしまい、「あいだ0」になってしまいました。

 

尾行車はかなりの車間距離を取っています。

 

私の車を運転するW探偵が右折のために道路の途中で停止しました。

 

対向車が通過するのを待って停まっています。

 

尾行車は近づいてきましたが、左のスペースが不十分なために通り抜けできません。

 

近づく尾行車両

【近づく尾行車両】

背後の白い尾行車両との距離がみるみる縮まっていく。
左を通り抜けできず、手前に曲がり角もないので、逃れるすべがない。
詰められた将棋のようなもので、新人探偵は真っ青だったはず。

 

ついに「あいだ0」で私たちの車の真後ろで停まってしまいました。

 

無線で鬼教官がどなりつけるのが聞こえました。

 

車のタイプ・色はもちろん、探偵さんの表情までルームミラーでまるわかりです。

 

その時は気づきませんでしたが、W探偵は訓練のためにわざと左スペースを通り抜けられないように停車したのだと思います。

 

本番の車両尾行でこんなことになったら致命的です。

 

尾行する立場になってわかった驚異の技術

その後、われわれはショッピングモールに入り、徒歩尾行で尾行される側を体験した後、役割交替をしました。

 

今度はW探偵と私が乗った車、そして鬼教官が乗った車がチームを組んで、追尾する側に回ります。

 

追われるのは浮気カップルを演じるF探偵と新人女性探偵の車です。

 

「あいだ2」「あいだ3」などという、間に挟む一般車両は選んでいることがわかりました。

 

子供をいっぱい乗せているおばさんや老人が運転する車は入れさせません。

 

どんくさい車を挟むとそれがモタモタしたために失尾するリスクがあるからです。

 

逆にヤンキー車、悪そうな外車などは、煽るとすぐスピードを出してくれるので大歓迎だそうです。

 

間に2台、3台挟んでいてもコースを少し右にずらすことでターゲットを目視しながら走行しています。

 

W探偵

【尾行訓練で運転してくれたW探偵】

あらゆる質問に丁寧に答え、すごい技術を余すところなく見せてくれた。
取材でこの人と話すと、いつもワクワクして、探偵ドラマの主人公になったような気分になる。

 

私「同じ車種や似たカラーの車が近くを走ってきた時、取り違えてしまうことはないですか?」

 

W探偵「そういう状況はよく発生するので、訓練で取り違えないように鍛えるんです。」

 

ターゲットが左ウィンカーを出すのを確認するとそれを追わずに、ひとつ手前の交差点で左折しました。

 

「左に平行」とチームの車に無線連絡します。

 

スピードを上げて進行、次に右折してファミレスの駐車場に入り、開いたスペースに整列駐車し、待機します。

 

ターゲット車が走ってきたのを見つけると、すぐに車を出して追跡を再開。

 

言葉で表現すると簡単ですが、神業というべき早業でした。

 

車の運転がプロドライバー並みにうまくないと無理です。

 

W探偵によれば「探偵は車ができないと一流になれない」とのことでした。

 

もうしばらく追尾した後、尾行の役割を鬼教官の車と交替し、我々の車は空き地に離脱しました。

 

数分休憩した後、走行を再開。

 

無線連絡をとりながら、車両尾行はまだ続行です。

 

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